主観だらけのヘッドホンblog

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コラム 第3回 『音質』

当ブログでは、コストパフォーマンスという指標を評価に入れています。
当ブログで言うところの「コストパフォーマンス」とは、
「感じた満足の度合い」と「市場に流通している価格」を比較したもので、
ヘッドホン購入時のヒントの一つとしてご利用頂ければと思っております。
「コストパフォーマンス」を評価する上で避けて通れないのが、『音質』に関する評価です。

私は、どうも『音質』という言葉が苦手です。
やむなく使用する場合もありますが『音質』という表現は、
ヘッドホンを評価する際に不相応なものではと感じることがあります。
『質』というものは、高低で評価するものではないと考えているからです。

ヘッドホンの音は、分解能、音場感、鮮やかさ、温かみ、艶っぽさ、
エッジ、原音忠実性、響きの豊かさ、音のつぶ立ち、空気感など、
様々な項目に分類して評価されることが多いです。

「音」という、非常に感覚的なものを言葉で表現する際には、
確かに「評価項目の分類」は有益であり、また読み手にもわかりやすいものです。
そういった様々な項目を総じて『音質』という言葉が使われることがあります。
その結果として、当サイトも例外ではありませんが、
ヘッドホンに対して『音質』による優劣をつけてしまいます。

しかし忘れてはならないのは、どのヘッドホンにも、個性があるということです。
ヘッドホンの評価というのは、ヘッドホンにとっては通信簿のようなものです。
私は、通信簿の評点が悪いからといって、
そのヘッドホンに魅力が無いということにはなりえないと思うのです。
万能なヘッドホンというのは、私はまだ知りません。
同じように、使いようが無いヘッドホンというものにも、
幸い私はまだ出会っていないのです。

当サイトはまだまだ小さいですが、日々数十名の方にご覧頂いております。
当サイトがヘッドホン選びの一助になれれば、当サイトにとってそれ以上の喜びはありません。
ただ、そのような使命感があるとしても、当サイトは、
『ヘッドホンを傷つけてしまう』ようなサイトにはなりたくないと思っております。

ですので、当サイトで『低い』評点のヘッドホンがあったとしても、
それをして、そのヘッドホンが『ハズレ』であるとは思わないで下さい。
ヘッドホンに限らず…かもしれませんが、
きっとそのヘッドホンは、あなたに出会えるのを待っているはずです。
気になったものは、可能な限りぜひお手にとって試聴なさってみて下さいね。

なお私は、一部iPod付属イヤホン等をのぞき、
ほとんどのヘッドホンについて、試聴を繰り返し選びに選び抜いたものを保有しております。
そのため、保有しているヘッドホンに愛着を持っております。
ですので、正直なところを申しますと、全体的に評価が甘いのだと思います。
『主観的な…』という文言は免罪符になりえませんが、ご容赦下されば幸いです。

少々演説風になってしまい、申し訳ありませんでした。
これからも、よろしくおひきたてください!
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コラム 第2回 『エージングとは?』

エージングという言葉があります。
エージングとは、ざっくりと直訳すれば『年を経ること』となりますが、
ヘッドホンでは『慣らし運転』という意味で使われます。
(『バーンイン』という言葉が使われることもありますが、同じ意味です)

ヘッドホンのことをあまり知らない人にこの言葉を使うと、
いろんな意味での『うわ~』が飛んでくる恐れがあります。
エージングのことを気にし始める頃になると、
ヘッドホニスト(?)の世界に力強い一歩を踏み入れていると言える…かもしれません。

○エージングの方法

エージングとはどのように行うものなのかと申しますと、
これについては様々な意見があり、これという決まりはありません。

①普段良く聴く音楽をヘッドホンになじませてあげることで、
その音楽ジャンルに特化したヘッドホンへと成長していくという考え方から、
特別のエージングを行わず通常の使用の中でエージングを進める人もいれば、
②ヘッドホンの持つ能力をもれなく最大限に引き出したいと考え、
様々なジャンルのCDをヘッドホンで鳴らすことでエージングを行う方もいらっしゃいます。
※『バーンイン用CD』というものを手に入れる方もいらっしゃいます。

多くのヘッドホンユーザーは意図せずして前者の①を選択し、
通常使用する中で自然にエージングが進んでいっていると言えるかもしれません。

後者の②を選択される方は、さらにエージングにこだわる方も多いです。
どの程度でエージングが終わるのかは一概に言えませんが、
200時間~400時間程度かけてエージングを行う方も、
ヘッドホンファンには多くいらっしゃいます。
その際には、音量にも気をつけて行われることが多いようです。
私の知る限りでは、前半では音量をやや小さめに、
後半では音量をやや大きめにするという方法がとられるようです。

もちろん、使用を続ける限りエージングは行われますので、
『エージングが終わった』という表現はいささか語弊があるかもしれません。
しかし、エージングにこだわる方は『音が安定した』と思うタイミングを見計らい、
エージングを終了させている場合が多いようです。

私は①と②を合わせた方法でエージングを行っております。
まず、比較的短時間(10~20時間程度)ながら意識的にエージングを行います。
この段階では、幅広いジャンルの音楽を聴かせます。
その際には意識的に録音が良いと思うものを聴かせます。

すると、何となくヘッドホンの得意な音楽がわかってきますので、
その後はヘッドホンに合うと思うジャンルの音楽を、
ヘッドホンで楽しみながら自然とエージングを進めて行きます。

そうしますと、いい感じに仕上がっていきますよ!きっと!

○エージングの効果

エージングの具体的な効果については、
何らかの論文や専門的な研究が行われているわけではなく、
また具体的な数値で測れるものではないので、
人によってその主張は異なります。
(周波数特性を調べる方もいらっしゃいますが、
 周波数特性と聴こえる音は、中々どうして一致しないものです。)

大きく分けると、2つの意見があるようです。

①エージングは効果あるよ派
私の考えの基本はこれです。
根拠としましては、PX100の2代目を購入した際に、
1代目と聴き比べますと大きく音が違って聴こえたからです。
具体的には、より音場が広くなってこもりが減り、
高音はやわらかく伸びが増し、低音は量が減ったものの上品になり、
総じて音のメリハリが増したと感じました。
しかしながら、1台のヘッドホンを使い込むことでの音の変化は、中々気付きません。
まだまだ修行が必要ですね。

②エージングは効果ないよ派
エージングはプラシーボ効果(思い込み)に過ぎない!という意見があります。
すなわち、ヘッドホン自体の音の出方に変化があるのではなく、
長く使っていることによるヘッドホンへの愛着や、
ヘッドホンの音への順応(耳エージングという言葉で表現されることがあります)によって、
音がよくなったと感じるのだという意見です。
先ほど『私は①の意見です』と申し上げたばかりではありますが、
個人的には、この意見についても一部については真実なのかもしれないと思います。

総じて申し上げれば、①をベースに②のエッセンスを加えたような、
何とも中途半端な立場が私です。

○まとめ

エージングを楽しむことでヘッドホンに愛着がわくことは、
多くのヘッドホンユーザーが体感していることです。
ここまで読んで下さった方は、きっとエージングを楽しめる方だと思います。
エージングとは『ヘッドホンを育てること』と考えております。
懐疑的になるよりも、ぜひ積極的にエージングを楽しんでみて下さいね。
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コラム 第1回 『メーカーの違いと音の特徴 その1』

ヘッドホンをはじめて選ぶとき、その種類の多さに圧倒されることと思います。
あれもこれも型番が似ているし、聞いたことのないメーカーばかりでわからない!

そんなときに参考にして下さい。
主観だらけでお送りします、ざっくりと捉えた各社の特徴です!
今回は、オーディオテクニカ、ソニー、DENONという日本の有名メーカーを取り上げます。

・オーディオテクニカ
日本で有名なヘッドホンメーカーと言えば、まず名前があがる会社です。
高級機ではアサダ木を使用した『ATH-W1000』、
中級機では鏡面仕上げの美しい『ATH-ES7』、温かみのある『ATH-ESW9』が有名です。
もちろん、それ以外にもPROシリーズなど良いヘッドホンを多く出しております。
エントリーモデルは少々苦手分野なのか、あまり良い噂を聞きません。

肝心の音は、非常に「うまい」鳴らし方をすると思います。
良く言えば、何にも合うオールマイティなヘッドホンという印象です。
もちろん、木のシリーズはやわらかい音が得意だったりしますので、
何でもかんでもというわけではありませんが、
若い人を中心に広く市民権を得ているメーカーだと思います。
日本のポップスをよく聴くなら、まず検討に入れるべきメーカーでしょう。

なお、オークションなどで模造品が出回っていることでも有名なメーカーです。
安くても飛びつかないようにご注意を!

・SONY
日本のエレクトロニクスの技術を世界に知らしめた、超有名企業です。
ゲーム機やテレビが有名ですが、ヘッドホンも作っています。
高級機では『MDR-CD3000』『MDR-SA1000』などが有名ですが、
中級機の『MDR-CD900ST』が特に有名です。
おそらく皆さん何度か目にされていると思います。

と申しますのは、プロが使うモニターヘッドホンといえばこれ!だからです。
例えば、「ヘキサゴン」などのクイズ番組でも使われています。
他の人の答えを聞こえない様にヘッドホンをしますが、それがこのヘッドホンです。
黒いボディに赤いラインが目印です。
※青いラインの『MDR-7506』というものもあります。

エントリーモデルとまでは行きませんが、
安くてよいものに『E888』というイヤホンがあります。
私の初めて買ったヘッドホン(イヤホン)がこれでした。
その音の世界に感動したのがこのようになるきっかけでした。
いいものですよ!

音の作りはオーディオテクニカと似ている印象ですが、
全体的にはドンシャリの傾向があります。
若い人に受け入れられそうな音作りです。
ポップはもちろん、パンキッシュな音楽も好き!というなら、
候補に入れてみてもいいかもしれません。

※上記した『E888』は、フラットで品があります。
 オールマイティに使えますよ!

・DENON(デノン)
日本の高級オーディオ業界を牽引してきた、老舗中の老舗です。
ヘッドホンの数は少ないのですが、非常に出来の良いものが多いです。
高級機では『AH-D5000』、中級機では『AH-D2000』、
エントリーモデルというほど安くはありませんが、
その下に『AH-D1000』というものもあります。

音の作りは全体的に上品です。
高域がきれいに伸び、中域は遠くから聞こえ、低域はしとやかに鳴ります。
ロックな音楽よりもクラシックやヒーリングがお好きならば、
DENONのヘッドホンはご期待に応えられる可能性があります。
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