主観だらけのヘッドホンblog

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ULTRASONE 『DJ1 PRO』 ※不良品でした。

※10月14日 重要な追記

以下のDJ1PROの記事についてですが、
他の方のレビューと差があるなと感じておりました。
そこで、各所の試聴コーナーで同製品を聴いて回ったところ、
どうも私の持っているDJ1PROは音が異なるように感じました。

具体的な違いは、低音域では厚み、つややかさ、
中音域ではボーカルの表現、ダイナミックさ、
高音域では音の固さ、立ち上がり、深みなどです。

そこで購入元に送ったところ、当方の製品が不良であることがわかりました。
当方のレビューをご参考頂いた皆様に深くお詫びを申し上げると共に、
今後は他の同製品とのギャップが無いことを、
可能な限り確認した上でレビューを記して参ります。

修理交換され戻って来次第、レビューを更新いたします。
以下のレビューにつきましては、細部に違いが見られるものの、
全体的な印象(ノリの良さ、曲との相性、音の評価など)に大きな差はありませんので、
取り合えずこのままとさせて頂きます。
なお、音質評価が4.5と不良にも関わらず高いですが、
これに関しまして当方の不良品を再評価しましたところ、変わりなく4.5でした。
「不良」と申しましても、音のバランスや細部の空気感が異なるだけで、
音楽鑑賞には何ら不具合のあるものではありません。
ご了承頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

※10月23日、修理されて戻って参りました。
 これに伴い、新たに修正後のレビューを起こしております。
 こちらではなく、修正後のレビューをご参照下さい。

(以下、修理前のDJ1PROに関するレビュー記事です)

ヘッドホンの世界に魅了されると、
「個性的なヘッドホン」というものに興味を持つことがあります。
外見的な意味でももちろんですが、やはり音の個性に魅了されます。
今回は、ULTRASONEの個性派家用ヘッドホン『DJ1 PRO』(旧モデル)です。

○購入価格 (購入場所)

15800円 (フジヤエービック セール時)

○音の印象

S-LOGICとULEという、不思議な機構を備えたヘッドホンです。
非常にノリがよく明るい音を鳴らしますが、反面無機質な冷静さも感じます。

低音域は気持ちよく出ます。
過多ではなく、また品が良いわけでもないのですが、
キレと厚みのある低音を聴かせてくれます。
突き刺さるようなバスドラムが印象的ですが、ベースラインも明瞭に響きます。
まったりとしたエロティックなベースは苦手のようです。

中音域は他の音域に比べ目立ちませんが、
輪郭ははっきりとしており、埋もれている印象はありません。
ボーカルのような生々しい音の表現は、比較的不得手のようです。
しかしながら、ギターソロはキレのある音色で聴かせてくれます。

高音域は、非常にテンションの高い表現で鳴らします。
深みのある高音域ではありませんが、
DJ1PROのノリの良さはこの高音域の表現によるものという印象です。
音楽全体を支配しているように感じます。
エッジは鋭いですが、予想外に聴き疲れません。
「DJがライブ中ずっと使い続けられるようなヘッドホン」というコンセプトで作られたらしく、
情報量は多いのにも関わらず聴き疲れしにくいという、不思議な個性を持っています。

密閉型で、遮音性はそこそこです。
音漏れはほとんどありません。

分解能はやや高めですが、特筆すべきは音場です。
先述したS-LOGICという個性派技術が使われており、そのおかげで音場が独特です。

S-LOGICとは、ヘッドホンのスピーカードライバをセンターからずらして配置することで、
音を一度外耳に当ててから鼓膜に届けるというものです。
これによって、ヘッドホン特有の頭内定位(頭の中で音が鳴っている感じ)を解消し、
より自然?な音を聴かせようとするものです。

その効果は劇的に感じられるというものではありませんが、
確かに頭の周りで音楽が鳴っているような、不思議な音場感をもたらしてくれます。
狭いか広いかで言えば、もちろん広めです。

S-LOGICの感じが気に入るか否かで、大きく評価の分かれるヘッドホンになりそうです。
あまり入門者向けではないかもしれません。
また、得意ジャンルが偏っているように感じますが、
得意なものに関しては、最高クラスの音楽を聴かせてくれます。

さらに、エージングによって劇的に音が変わります。
購入時は、なぜこのヘッドホンが評価されているのか疑問符でしたが、
時を経るにつれ低音域が締まり、高音域に精彩が見られるようになりました。
「変わります」と断言するのは少々行き過ぎかもしれませんが、
購入時のガッカリ感と現在の満足感の差は、音の変化によるものだと思っております。

○似ている機種

音場が独特なので、似ている機種というのが上げづらいです…
密閉型には中々見られない音場の広さと、
開放型には中々見られない低音域の響きの深さが魅力です。
強いてあげれば、PHILIPSのHP830は似た傾向の音だと思います。
HP830の音場を広げ、音の分離をはっきりとし、
中域を少し押さえるとDJ1PROに近づくような気がします。
しかし、そこはさすがに価格差がありますし、
全体的にDJ1PROの方が一枚上手のように感じます。

○ハードウェア面の印象

側圧はやや強めで、バンドはやや短めです。
アジャスターのロックが弱いので、
自分に合うバンドの長さを覚えておく必要があります。

ハードウェア面で特筆すべき点は、ULEという技術です。
ヘッドホンは電磁石を使っていますので、電磁波が出ます。
この電磁波を大幅に軽減する技術が、ULEというものです。
スピーカードライバを特殊?な金属で覆っているらしいのですが、
詳しいことはよくわかりません…
健康に気を使ったヘッドホンということなのだそうです。

コードは片出しで、着脱可能なコードです。
コードが断線した場合にも、替えを買ってすぐに使えます。
付属のコードは2種類あり、ボリュームコントローラー付きのカールコードと、
ボリュームコントローラー無しのカールコードです。
カールコードは重く感じる上に、あまり役に立たない印象でマイナスです。
また、iPodなどの小さいジャックに差し込むときには付属の変換プラグが必要です。

○価格など

私が購入したのは在庫セールの価格なので、安いものでした。
現在はモデルチェンジがされており、
ハードケースが付属している分、旧モデルよりも高めの価格設定です。
22000円~30000円程度が実売価格のようです。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆★ (非常にノリのよい高音です)
中音域:☆☆☆    (控えめですが、荒くないです)
低音域:☆☆☆☆★ (量がありキレが良いです)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆★(とても元気の良いヘッドホンです)
ハードウェア面    :☆☆☆   (もうちょっと装着感が良いとうれしいのですが…)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆  (打ち込みをメインに聴く人には、かなり良いと思います)
お気に入り度     :☆☆☆★  (個性的なので、ソースを選びます)

得意ジャンル:打ち込み(超得意!)、無機質なロック、ポップス
苦手ジャンル:声楽曲、しっとりした音楽、有機的な音楽
オススメCD:Goddes in the Morning 『Goddes in the Morning』
        打ち込みメインのCDをあまり持っていないのですが、
        その中でもこのCDはDJ1PROに非常によく合います。
        ちょっとヘッドホンの元気が良すぎる気もしますが、
        それを補って余りある表現力です。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング中の評価です。
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AKG 『K501』

私はヘッドホンを20台そこそこしか持っていないので、
このペースでレビューを続けるとすぐにネタ切れになることに気付きました。
かといってこのペースで買い続けるほどお金も無く…
どうしましょう?困ったな…。でもレビューは書きます!
今回は、AKG(アーカーゲー)の家用開放型ヘッドホン『K501』です。

  

○購入価格 (購入場所)

25000円(ヤマギワ)

○音の印象

一言で言ってしまえば、クラシック専用ヘッドホンです。

低音域は明らかに細く、足りません。
それが全体の音の雰囲気を、あっさりとクリアなものにしています。

中音域は、非常にやわらかくやさしい音です。
ボーカルの表情や、コンサートホールの雰囲気まで伝わるような、
非常に繊細な音で音楽を表現しています。

高音域も中音域同様、やさしさのある音です。
しかしながら、艶っぽいというよりは金属的な鳴りで、
音の一粒一粒まで非常に繊細に鳴らしてくれます

開放型と言うこともあり、重厚感はほとんど感じません。
あっさりとしていてさわやかで、すーっと音が抜けていきます。
草原でねっころがりながら使いたくなるような、
とても軽くて心地よい音楽を鳴らしてくれます。

家用ですので掲載の必要もないかもしれませんが、
開放型なので音漏れはします。また、遮音性も低いです。

分解能は高い方だと思いますが、それでいて一体感を損なわないのはさすがです。
価格を考えると、価格なりなのかもしれません。

音場はやや広めです。
ちょっとしたコンサートホール程度の広がりを感じます。
開放型の中で特に良いというわけではありませんが、充分です。

かなり極端にクラシックよりなヘッドホンですので、
クラシックをあっさりと聴きたいならばオススメのヘッドホンです。
重厚なクラシックには合いませんので、ご注意を!

○似ている機種

中々どうして個性的なヘッドホンなので、
似ているものを挙げるのはためらわれてしまいます。
クラシック向きというあたりではmarantzのhp101と方向が似ていますが、
hp101よりもあっさりしていて音場が広いのが特徴です。

○ハードウェア面の印象

耳をすっぽり覆う形のイヤーパッドで、装着感は悪くありません。
側圧も普通~ややゆるめですので、長時間使えます。
パッドはメッシュ状の生地で出来ており、夏は少し暑いです。

コードは普通~やや柔らかめで、クセは付きにくいです。
充分な長さがありますが、コードの重みはあまり感じません。
良好と言えると思います。

延長コード、収納ケースなどはありませんが、変換プラグがついています。
大きなヘッドホンですので、収納に困ってしまいます。

○価格など

参考価格を調べておりましたところ、すでに生産が完了していることがわかりました。
…レビュー意味無し!!
正当な後継機種は無いようですが、K601、K701という上位機種は発売中です。
購入価格25000円を基準に、以下評点して参ります。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆ (すっきりさわやかな高音域です)
中音域:☆☆☆★ (雑味のない、クリアな中音域です)
低音域:☆☆    (量は0.5点、質は3点というところです)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆★ (4から修正しました)
ハードウェア面    :☆☆☆★  (特に不満はありません)
コストパフォーマンス:☆☆     (普通~ちょっと悪い程度です)
お気に入り度     :☆☆☆★ (軽いクラシックを聴くときは、これ以外ありません)

得意ジャンル:軽いクラシック、ヒーリング
苦手ジャンル:重厚な音楽、BPMの早い音楽
オススメCD:シャルロット・チャーチ『Voice of an Angel』
        シャルロットの透き通るような歌声が、K501と非常に良く合います。
        『この一枚!』と自信を持ってオススメできるCDです。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング後の評価です。
家用ヘッドホン | コメント:2 | トラックバック:0 |

GRADO 『SR225』

すっかり暑くなりましたね!密閉型が嫌がられる季節の到来です。
と、友人に言っても全く理解してもらえませんでした。
というわけで、今回のレビューはGRADOの開放型ヘッドホン『SR225』です。

※写真は後ほどアップします。

○購入価格 (購入場所)

25000円 (インターネット通販:エアリー)

○音の印象

初めて聴いたときに、ものすごいショックを受けました。
開放型のヘッドホンなので、低音の音圧は感じません。
ですが、思いっきりロックです。ロックです!
私、趣味でドラムをたしなんでいるのですが、
スネアの音がこんなにスパーンと響くヘッドホンを他に知りません。
音域がどうこうと詳細に書くのが本来のレビューのあり方なのでしょうが、
そんなことを書くことすらためらわれるほどに『ロック』なヘッドホンです。
ただ、音の重量感は全くありません。スパーンと鳴らすのは得意でも、
ズバーンとかズドーンとかいった音は苦手です。

開放型なので遮音性はほぼゼロ、当然音もれもしまくりですが、音のこもりは皆無です。
まるでそこにバンドがいるかのような空気感です。

分解能も充分です。
例えるならば、全ての音が全て違うところから聴こえます。

音場は保有機種中最も広いです。
野外ライブの雰囲気が味わえます。

音の重厚さは全く感じませんので、ソースによっては全くのダメホンと化します。
後述しますが、これでクラシックを聴くとスカスカです。感動も何もあったもんじゃありません。
また、音が明るく楽し過ぎるので、ハードロックにも向いていないかなと感じます。

○似ている機種

GRADOサウンドと言う言葉があるほどに特徴的な音の鳴らし方なので、
似ている機種というのは見て取れません…
強いてあげれば、同社の他機種(SR325など)は当然のごとくそっくりです。
SR325はSR225の上位モデルで高いのですが、
私の耳では価格ほどの違いは感じなかったので、SR225を購入した次第です。

雰囲気だけなら、PX100がちょっと似ているかもしれませんが、どう考えても別物です。

○ハードウェア面の印象

特徴的過ぎて、何から書けばいいのやらと迷います。
まず、装着感は超独特です。誤解を恐れず書くのなら、
初めて付けた時に「これはひどい!」と感じました。

とにかく「ざらっ」とする耳あてスポンジ。
ところどころ毛羽立っているメッシュ地。
軽くてバリのあるプラチックなハウジング部分。

とても25000円の機種とは思えません!

ところが、これが意外なほど頑丈で、
すでに3~4年使用しておりますが、未だ何らの不具合もありません。
しかも、長年つけている内にスポンジのざらつきにも愛着が湧いてきて、
今では最も個性的で、最も愛すべきヘッドホンとなっております。

当初は1時間の装着で耳周りが痛くなっていましたが、
今はバンド部分も最適化され、長時間の使用にも違和感ありません。
※バンド部分は手で押し広げて調節しました。荒い!!

コードは硬めです。太くて扱いづらい印象です。
両耳出しのY字型なのですが、合流部のつくりもまたチープです。
絶対これはいかれるなと思いましたが、どっこい現役です。
驚きです。

あと、外では絶対に使えません。
音もれ的な意味でも、デザイン的な意味でも!
デザインは個性的で古めかしくて大好きなのですが、
これ付けて外に歩いて人に好印象を与えるほど、私はルックスに自信がありません。
早く写真アップしますね。多分、見たことない形状ですよ。

○価格など

参考価格は28000円前後です。
音の軽いロックを好んで聴き、
かつ個性的な音を出すヘッドホンがほしい人にのみオススメですが、
コストパフォーマンスがいいかどうかは疑問です。
あえて外で付け、「変態紳士」と呼ばれたい方には間違いなくオススメです。

GRADOは他にもヘッドホンをいくつかリリースしていますが、
音の方向性はどれもそっくりですので、
当機種かあるいは下位機種で充分のような気がします。

(音のバランス)
高音域:☆☆☆☆★(ジャズのライドなど、とてもきれいに響きます)
中音域:☆☆☆☆  (ごく自然な印象です。息継ぎまでわかります)
低音域:☆☆☆☆★(軽いですが、グルーヴ感たっぷりです)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆★ (ロックに限り、すばらしい音とバランスです)
ハードウェア面    :☆      (個人的には好きなのですが、ひどいです)
コストパフォーマンス:☆☆★   (ソースが極端に限られます)
お気に入り度     :☆☆☆☆☆(ロックが好きなので、最愛の機種です)

得意ジャンル:ロック(グラムなど軽いもの)、バンドサウンド、ジャズ
苦手ジャンル:ヘヴィなロック、クラシック、癒し系
オススメCD:DAVID BOWIE 『ZIGGY STARDUST』
        キラキラと星が瞬くようなロックです。
        名盤中の名盤ですが、最初から最後まで、
        その魅力をあますところなく引き出せるヘッドホンです。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング後の評価です。
家用ヘッドホン | コメント:0 | トラックバック:0 |
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