主観だらけのヘッドホンblog

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marantz 『HP101』

ヘッドホンのblogと書いておきながら、
初回はmarantzのhp101を紹介したいと思います。
※7月17日 加筆修正しました。
※7月25日 ハードウェア面に不良を追記しました。
※7月30日 エージングの変化により、低音域を中心に加筆修正しました。

hp101-1.jpg   hp101-2.jpg

○購入価格(購入場所)

8800円(銀座三越)

○音の印象

群を抜いてすばらしいのが高音域で、非常に伸びがきれいです。
アルミ削り出しということだったので、
エッジのきつい硬い音かなと思っていたのですが、
おどろくほど繊細で、とてもやさしい音です。
出音がなめらかでアタックもきつくなく、聴き疲れしません。
長時間の使用にも耐えるイヤホンという印象です。

中音域の表現もうまく、ボーカルがとても艶っぽく聴こえます。
クリアで明瞭ながらしっとりとしている感覚は、hp101独特です。
hp101の魅力は、中~高音域にあるように思います。

低音域はおとなしいです。量や厚みがあまり無く、迫力はありません。
しかし著しく不足はしておらず、最低限必要なものは持っていると思います。
品がいいと言う表現もあてはまるかもしれません。

※低音域につき、7月30日追記いたします。
 エージングを進めるにつれ、段々と低域の量が増えてきました。
 他の音域とのバランスを損なわない程度に充実してきております。
 しかし、多いとまでは感じません。

同価格帯のカナル型はドンシャリになりがちですが、
HP101は比較的フラットで品のいい音を鳴らしてくれます。

カナル型イヤホンですが、こもりは全く感じません。
非常に透明感のある音ですが、しっとりとした音を鳴らします。

分解能もそこそこです。一体感を持ったまま鳴っている印象です。

音場の広がりは、同価格帯のカナル型イヤホンとしてはいい方だと思います。
立体的な空間表現はやや苦手ですが、空気感は伝わります。
交響曲よりは室内楽というイメージです。

イヤーピースをぎゅっと押し込んでも低音域は細めと感じましたが、
エージングにより量が増えたように思います。
ロックやポップを「ノリよく」聴くには向かないかもしれませんが、
通常楽しむ程度であれば充分に使えます。
なお、音圧が弱いために迫力には欠けます。
BMPの早い音楽などには合わない可能性があります。

○似ている機種

保有機種の中では、AKGのK501に近い方向性を感じます。
K501の音場を狭くして、音の陰影にメリハリを付け、
低音域を増やすとHP101に近づくかな?といった印象です。

あるいは、B&OのA8にも近いかもしれません。
A8の方が高音が上ずっており、HP101の方が音がしっとりしています。
金管楽器はA8、弦楽器はHP101の方が好きです。
A8の方がダイナミックで、HP101の方が繊細かなと思います。

○ハードウェア面の印象

イヤーピースがビニールのような感触で、装着感はもう一つでした。
充分奥まで入れて密閉性を保たないと、このイヤホンのよさは半減します。
もとから低音が少ないことを考えますと、イヤーチップが合わない人にとっては、
決定的に評価が下がりそうです。
なお、SHE9501のイヤーチップが使えました。
付け替えによって、しっとりからややあっさりな響きになりました。
コンプライイヤーチップが使えるかどうかをメーカーに問い合わせ中です。
7月30日現在、最終的な返答は頂いておりません。

コードは非常に硬めです。
しっかりした作りのキャリングポーチが付属しています(写真2枚目)が、
これに丸めて入れるのはためらわれてしまいます。
タッチノイズは軽減努力が見られますが、
カナル型である以上は相応に覚悟が必要でしょう。

また、豪華な手作りの化粧箱に入っています。
だから何だと言われればそれまでですが、何となくうれしいです。

※7月25日 追記
延長コードの「イヤホンとつなげる側のプラグ」のカバー部分(持つ部分)が、
すぽん!と取れてしまいました…
意外ときゃしゃなつくりに驚きです。
交換対応してもらってきます。

○価格など

参考価格は8800円、基本的に値引きされる商品ではないようです。
これ一台で何でも聴けるというものではないので注意が必要ですが、
コストパフォーマンスについては、クラシックに関していえば保有機種中でも最高クラスです。
また、エージングが進むにつれ音にメリハリがつき、万能型に変化していくように感じます。

外で使うというよりは、室内でリラックスしながら使うことが多くなりそうなイヤホンです。
高級オーディオの世界には手が届かないけれど、
繊細な音楽を心地よく聴きたいという方にはオススメです!

marantzに問い合わせたところ正規代理店にしか置いていないそうなので、
非常に買いづらいです。ご注意下さい。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆☆(文句なしの満点です。すばらしいです)
中音域:☆☆☆★  (クリアなのに艶っぽいです)
低音域:☆☆☆    (エージングによって増えてきます)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆  (非常に上品な音です)
ハードウェア面    :☆★     (イヤーチップが独特なのと、延長コードの件で)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆  (1万円を切るとは思えません)
お気に入り度     :☆☆☆☆★ (家用ですが、愛用しています)

得意ジャンル:クラシック、ヒーリング、ポップス
苦手ジャンル:ロック
オススメCD:VIVALDI 『THE FOUR SEASONS』
        弦楽器の音色がすばらしいです。
        音楽の美しさを再発見させてくれるイヤホンです。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング中の評価です。
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 詳しくはこちらをご覧下さい。詳細請看這邊。
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