主観だらけのヘッドホンblog

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SONY 『MDR-E888』

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
耳の周りの一部分にかぶれが出来てしまいまして、
イヤホンをメインに使用しております昨今です。

さて今回は、私のヘッドホンライフの原点である、
SONYのインイヤー型イヤホン『E888』をご紹介します。
なお、譲渡してしまったためにレビュー掲載時は保有しておりませんでしたが、
7月23日に思わず購入してしまいました。
自分のレビューを見て購入欲を刺激されるという、ありえない事態に驚いております(笑)
基本的な評価は変わりませんが、
何か気が付きましたら随時更新して参ります。

    

○音の印象

非常にオールマイティで、繊細さとダイナミックさを兼ね備えたイヤホンです。
音域のバランスがフラットに近く、すっきりと上質な音楽を聴かせてくれます。
なお、以下のレビューはアタッチメント(スポンジ)装着時のものです。

低音域は弱いですが、しっかりと地に足の着いた音が鳴ります。
ベースとして必要なものは持っており、上に乗る音域を受け止めています。
しかし迫力や圧力は無く、力強さには欠けています。

中音域はやさしくやわらかく、それでいて明瞭さもほどほどです。
艶っぽいというよりはややドライな印象ですが、
それを持ってあまりある豊かな表現力を持っています。

高音域も強く主張はしないものの、
ときにふんわりと、ときになめらかに響かせてくれます。
エッジはきつくなく、耳にうるさい感じはありません。

私事ですが、初めて購入したイヤホンがこれでした。
ウォークマンに付属していたイヤホン(iPodではありません)とのあまりの違いに、
大変驚いた記憶があります。
私を音楽の世界に引き込んだ、張本人とも言えるイヤホンです。

音漏れは、普通のインイヤー型イヤホンよりもややあります。
電車内でぎりぎり使える程度ですが、
遮音性が低いので電車内での使用には向かないかもしれません。

分解能は満足できる程度ですが、高いというわけではありません。
この価格帯のイヤホンでは、充分な程度だと思います。

音場は中程度、もう少しあってもよいかなと思うこともあります。
ですが、狭くはありません。

非常に上手く作られたイヤホンで、万人にオススメできます。
特に最近では価格も下がっており、価格以上の魅力はあると思いますが、
ハイエンドユーザーの皆様にとっては色々と物足りない品物かもしれません。
それでも、ヘッドホンでは暑苦しい、カナル型では息苦しいと感じる方には、
ぜひオススメしたいインイヤー型イヤホンです。

○似ている機種

フラットで守備範囲が広いという意味では、iPod付属イヤホンに似ています。
しかし、iPod付属イヤホンにはない様々な魅力を感じさせてくれます。

○ハードウェア面の印象

完全な円形ではなく、ずり落ちにくくなっています。
また、軽いので通常の使用で落ちることはありませんでした。
なお、装着の方法によって音が非常に大きく変わります。
音漏れを軽減するために音の出る穴がDJ1PROのような形で空いており、
iPod付属イヤホンのように全面から音が聴こえる形状ではないのです。
耳の小さな方には、非常に不満の残るイヤホンとなってしまうかもしれません。
「あれ?」と思われましたら、ちょっとだけ押し込むように押さえてみて下さい。
あるいは、アタッチメント(スポンジ)を着脱して、ベストな位置を探してみて下さい。

一番のデメリットを上げるとすれば、コードです。
首の後を回すU字型なのですが、くるくると巻きやすいのです。
硬さはふにゃふにゃとやわらかく、巻いてしまうと元に戻りません。
ご注意を!

※最近のものは、コードも昔にくらべしっかりとしています。
 しかし、耐久性が高そうとまでは思いません。
 くるくる巻くことはあまり無さそうですが、デリケートな印象は変わりません。

なお、コードが短いSPと、コードが長いLPの2種類があります。
SPのコードは40cmと短く、リモコンなどに付ける用途以外では使えそうにありません。
LPのコードは1.2mと、中々良い長さです。

コードの長さ以外は同じもののようですが、付属するケースが違います。
SPは小さな皮製?のポーチがついてきますが、LPはプラスチックケースが付いてきます。
SPのケースにくるくる丸めて入れることが出来ますが、
これはコードよれよれ化を招くトラップであるということに、きっと気付かれることと思います。

○価格など

参考価格は、6000円程度です。SPとLPで値段に大差はありません。
コストパフォーマンスは中々いいですよ!
レビュー掲載時に「もう一度購入しようかと思っている機種です」と書きましたが
その翌日に購入いたしました(笑)

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆ (響きはあっさり、伸びがきれいです)
中音域:☆☆☆★ (何にでも合いますが、個性は薄いです)
低音域:☆☆☆   (量は少なめです)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆ (3.5と迷いましたが、良いものです)
ハードウェア面    :☆☆☆★ (最近のものはコードが改善されていました)
コストパフォーマンス:☆☆☆★ (いいと思います。きっとご満足頂けるはず)
お気に入り度     :☆☆☆★(改めて聴いてみると、すばらしいイヤホンだと感じます)

得意ジャンル:ポップス、室内楽、ロック
苦手ジャンル:個性の強い音楽、交響曲
オススメCD:サザンオールスターズ 『海のYeah!!』
        王道ポップスを王道な鳴らし方で聴かせてくれます。
        表情豊かなポップス曲を多く収録するこのアルバムには、
        このイヤホンがぴったり合います。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング後の評価です。
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