主観だらけのヘッドホンblog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

復活!でも前ほどの余裕も無く…

復活!というとまたアレなので、
気が向いたときにちょろちょろ更新したいと思います。
そんなヘッドホンブログです。

生きてます!
スポンサーサイト
家用ヘッドホン | コメント:0 | トラックバック:0 |

雑記 音の科学 Pioneer SE-CLX9をいじって遊ぼう!

先日、ビックカメラのワゴンセールで、PioneerのSE-CLX9を手に入れました。
カナル型イヤホンなのですが、イヤーチップが交換できるのはもちろん、
ノズルを交換することで音の傾向(音域バランス?)を調整することが出来るという、
なんとも冒険心あふれる一品です。

High tune Level 2
High tune Level 1
Standard
Bass tune Level 1
Bass tune Level 2

と、五種類のノズルが付属しております。

そこで、ノズル毎にハードウェアとしてどんな違いがあるのかを調べてみると、
以下のような感じになりました。

  ノズルの太さ メッシュ部分
H2   太い     粗い
H1   中位     粗い
S    太い     細かい
B1   中位     細かい
B2   細い     細かい

メッシュ部分は、インナーイヤー型イヤホンでいうところの
アタッチメントだと思えば理解しやすいと思います。
S以下はアタッチメントあり、H1以上はアタッチメント無しという感じの音の違いです。
高音は遠くまで届きますが、遮蔽物に弱いという特徴があります。
お隣さんや上の階から壁を隔てて聴こえてくるの騒音は、
ドンドンという低い音であるのが一つの例です。
ですから、メッシュが細かい(=アタッチメントがある)と、
メッシュの目を高音が抜けられず、逆に低音は難なく通過するので、
結果として低域が強調されるように聴こえるというわけです。
(決して、メッシュの部分で低域が「増幅」されるということではありません)


ノズルの太さは、例えば小さい頃、
紙をまるめて耳にあて「わっ」とやったことがありませんか。
そして、その筒を通すと、友人の声が低く聞こえてくる印象があったかと思います。
ホースと水圧の関係と同じで、筒が細いほど、音の進みはレーザー光線のように速く鋭くなります。
金切り声が遠くまでよく通るように、
高音は遠くまで届きますが、低音は離散し減衰しやすい音です。
ですので、筒が細いほど、低音がよりダイナミックに鼓膜に到着するというわけです。


まとめると、

・高音は遮蔽物に弱いが、空気中を伝わる力は強い
・低域は遮蔽物に強いが、空気中を伝わる力は弱い

ということです。

なお、H1とSを比べると、H1の方がノズルは「細く」出来ていますが、
これは、メッシュによる影響のほうが、太さによる影響よりも強いことを体現しています。


と、うんちくを並べてみたところで、
じゃあ一体どれがオススメなのよということになりますが、
色々と試してみた結果、以下の組み合わせが最も「好み」であることがわかりました。

イヤーピースはM、イヤーホルダー(というものがあります)はSで、
hf5のごとくお耳の奥までぐいっと入れます。
ただし、耳に隙間が出来ると低域が著しく減衰するので、
イヤーピースはSではなくMを選択しました。
Lにすると密閉度は高まりますが、鼓膜が圧迫され気持ち悪い上に耳の奥まで入らないので
私のサイズではMが最適でした。

イヤーホルダーは小さければ小さいほど邪魔にならず、奥まで入れることが出来ます。
逆に耳の入り口近くで構えたい方は、これをM以上にした上でイヤーピースのサイズも大きくし、
耳の入り口で密閉度を稼ぐというのも手です。

先述のとおり、低域は減衰しやすいので、
なるべく密閉度は高く、かつなるべく鼓膜に近いところに持って行った方が、
その減衰を抑えられることになります。
低域があっさりした方が好みの方は、その逆を選択すればOKです。
なお、BA型は低域が弱く高域が美しいという評価がありますが、
これも他聞に漏れずその傾向を踏襲しています。
ので、低域を稼ぐためにそのように設定してみました。

問題のノズルは、H2で決定しました。

諸所見る限りでは、評判がいいのはB2のようです。
低域不足になりがちなBA型の欠点を補う上では、それもまた納得の選択です。

個人的には、低域は先述のとおりイヤーピースと装着法で稼ぎ、
その代わりノズルでは高域を重視してみました。
理由を箇条書きにすると、以下のとおりです。

・BA型の特徴である美しい高域をダイレクトに聞きたかったので、
 メッシュは粗い方を選択した。

・ノズルが細いと、低域が稼げる反面鼓膜に届く段階で高域が埋もれてしまうので、
 出音の部分で高域を充分に取るために太い方を選択した。

要するにこれらは一長一短ですので、べストの選択というものはありません。
「何を重視するか」を考え、それを達成するために最良の選択をするのがよいと思います。



ごちゃごちゃと書いてきましたが、今一度まとめます。

・イヤーピース、イヤーホルダーは小さめにし、奥まで入れるのがオススメ。
 ただし、イヤーピースは密閉が損なわれるほどに小さくしない。

(以下、上記のイヤーピース、イヤーホルダー、装着法を前提として)

・High tune Level 2
 BA型の特徴である美しい高域を楽しみたい人にオススメ。
 高域がすっきり、低域は装着方法で最低限カバーできる。
 当ぶろぐ一番のオススメ。

・High tune Level 1
 高域を楽しみつつ、不足がちな低域を補いたい人にオススメ。
 高域がややつぶれるが、H2でスカスカと感じた場合、それが改善されるかも。
 二番目のオススメ。

・Standard
 High tune Level 2にアタッチメントを装着したものと考えればOK。
 どっちつかずで、H2のいい点とアタッチメントのいい点を犠牲にしてしまうため、
 あんまりオススメできない。

・Bass tune Level 1
 High tune Level 1にアタッチメントを装着したものと考えればOK。
 H1で高域の上ずった感じが気になる人にオススメ。

・Bass tune Level 2
 BA型の短所である低域不足を何とかしたい人にオススメ。
 最もバランスのよいイヤホンに仕上がるが、
 BA型の個性を生かすという意味でオススメしていない。

という感じです。

さて問題は、発売後数年経ちもはや店頭ではあまり見ないCXL9に対し、
この記事が需要あるのかということです。
というか、無いということです。
家用ヘッドホン | コメント:2 | トラックバック:0 |

Creative 『AURVANA IN EAR』


Creative 『AURVANA IN EAR』…の続きを読む
家用ヘッドホン | コメント:2 | トラックバック:0 |

Technics 『EAH-210』

今回は、レビューの中でも番外編的な位置取りになります。
ネットを見る限り、レビューが全く存在しないという、激レアヘッドホンです。
激レアレビューと言えば聞こえもいいですが、需要が全く無いとも言えます。
ご紹介するヘッドホンは、1970年代にTechnicsから発売された、
雰囲気のあるレトロヘッドホン『EAH-210』です。

※画像は準備中です。すみません!

○購入価格 (購入場所)

1400円 (ヤフーオークション)

○音の印象

ヘッドホンの歴史を感じることが出来るヘッドホンです。
音質がどうこうということを語ることは、野暮と言えるかもしれません。
普段は音域別に3~5行ほどのレビューをしておりますが、
今回は簡単に書かせていただきます。

中域がやや張り出す、いわゆる「かまぼこ型」の音域バランスです。
高音域はほとんど鳴りません。
低音域はぼわぼわもこもこと鳴ります。
中音域は他の音域に比べ鳴りますが、まくを何枚も通して聴くような感じです。
どの音域も表現が荒く、心地よさがありません。

キレは無いに等しいですが、温かみはあります。
音場は狭く、電話ボックスの中で聴いているような印象です。
分解能は意外と高く、楽器の音を聞き分けることが出来ます。

総じて、ラジカセのスピーカーに耳をくっつけているかのように聞こえます。
しかし、レトロな外観という意味では期待を裏切らない音です。
「昔のヘッドホンはこんな音だったのか…」としみじみ思うことが出来ます。
明瞭さはゼロ、音もこもり放題ですが、換言すればアナログ的な音とも表現できそうです。

古き良き昭和の音、それはまるでラジオから流れるヒットソング。
そんなノスタルジックな気持ちにさせてくれるヘッドホンです。
ソースを吟味すれば、意外な発見があるかもしれません。

○似ている機種

昔のラジオのような音がします。
今のヘッドホンと比べるのは、野暮というものです。

○ハードウェア面の印象

使用感は悪くありませんが、使用感よりも特筆すべきはその外観でしょう。
近日写真をアップすることをお約束します。
なんともレトロな外観を楽しみにしていて下さい。
写真の技術がほしいです…

○価格など

現在は、オークションで数ヶ月に1度出品されているようです。
相場は不明ですが、1500円前後でしょうか。
今後また値段が変わる可能性もあります。
アンティークとしての価値がありそうです。

(音域別評価)
高音域:★ (ほとんど聴こえない上に、聴こえても「鳴るだけ」です)
中音域:☆ (そこそこ聴こえますが、鑑賞に耐えるものではありません)
低音域:☆ (中音域の評価に同じです)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆     (音楽鑑賞には向きませんが、レトロな味わいは貴重でしょう)
ハードウェア面    :☆☆☆★ (レトロで個性的な外観がグッドです)
コストパフォーマンス:☆☆    (音質ではなく、外観に関するコストパフォーマンスです)
お気に入り度     :☆     (味わい深いですが、いかんせん実用的ではありません)

得意ジャンル:昭和の歌謡曲(得意というより、雰囲気が出ます)
苦手ジャンル:全般
オススメCD:サザンオールスターズ 『バラッド '77~'82』
        まさに70年代の音です。バラッドのノスタルジックな感じを、
        あますところなく引き出してくれます。
        今の「いい音」というだけのヘッドホンには決して出せない、
        昭和の円熟した渋い音が楽しめます。        

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング後の評価です。
家用ヘッドホン | コメント:0 | トラックバック:0 |

ULTRASONE 『DJ1 PRO』 ※良品レビュー

以前記しましたレビューについて、
初期不良品のため音域のバランス、明瞭感のバランスなどが、
良品と異なるものとなっておりました。

10月23日、修理されて戻って参りましたので、新たに修正後のレビューを記します。
なお、異ならないと感じる部分につきましては、過去の文章のまま載せております。
比較参照が出来るように過去のレビューも残しておりますが、
基本的にはこちらをご参照頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

    
○購入価格 (購入場所)

15800円 (フジヤエービック セール時)

○音の印象

S-LOGICとULEという、不思議な機構を備えたヘッドホンです。
全体的にノリが良く、明るくテンションの高い音を鳴らします

低音域は気持ちよく出ます。
立ち上がりが良くキレがあり、ノリの良さを演出しています。
不自然に過多と言うことはありませんが、原音に忠実な鳴らし方とは言えないようです。

中音域はクセが少なく、ストレートに鳴らします。
低音に比べボリューム感に欠けるところはありますが、
あっさりとしっとりの中間に位置する、味付けの少ない音が楽しめます。
強いていえばややしっとり目ですが、くどいと感じるほどではありません。

高音域は、非常にテンションの高い表現で鳴らします。
深みもややあり、テンションが高いだけではなく落ち着いた音もこなせます。
DJ1PROのノリの良さは、低音域と高音域の匠なバランスによるものという印象です。

エッジはやや鋭いですが、聴き疲れるほどではありません。
「DJがライブ中ずっと使い続けられるようなヘッドホン」というコンセプトで作られたらしく、
情報量は多いのにも関わらず聴き疲れしにくいという、不思議な個性を持っています。

密閉型で、遮音性はそこそこです。
音漏れはほとんどありません。

分解能はやや高めですが、特筆すべきは音場です。
先述したS-LOGICという個性派技術が使われており、そのおかげで音場が独特です。

S-LOGICとは、ヘッドホンのスピーカードライバをセンターからずらして配置することで、
音を一度外耳に当ててから鼓膜に届けるというものです。
これによって、ヘッドホン特有の頭内定位(頭の中で音が鳴っている感じ)を解消し、
より自然な音を聴かせようとするものです。

その効果は劇的に感じられるというものではありませんが、
確かに頭の周りで音楽が鳴っているような、不思議な音場感をもたらしてくれます。

あまり入門者向けではないかもしれませんが、
得意ジャンルはもちろん、苦手なジャンルでも必要最低限のクオリティで聴かせてくれます。
基本的には万能、打ち込み系との愛称は抜群という感じです。

○似ている機種

音場が独特なので、似ている機種というのが上げづらいです…
密閉型には中々見られない音場の広がりと、
開放型には中々見られない低音域の響きの深さが魅力です。
強いてあげれば、PHILIPSのHP830は似た傾向の音だと思います。
HP830の音場を広げ、音の分離をはっきりとし、
中域を少し押さえるとDJ1PROに近づくような気がします。
しかし、そこはさすがに価格差がありますし、
全体的にDJ1PROの方が一枚上手のように感じます。

○ハードウェア面の印象

側圧はやや強めで、バンドはやや短めです。
アジャスターのロックが弱いので、
自分に合うバンドの長さを覚えておく必要があります。

また、肌に当たる部分が薄いビニール?のような素材で、
装着感があまり良くないのは減点です。

ハードウェア面で特筆すべき点は、ULEという技術です。
ヘッドホンは電磁石を使っていますので、電磁波が出ます。
この電磁波を大幅に軽減する技術が、ULEというものです。
スピーカードライバを特殊?な金属で覆っているらしいのですが、
詳しいことはよくわかりません…
健康に気を使ったヘッドホンということなのだそうです。

コードは片出しで、着脱可能なコードです。
コードが断線した場合にも、替えを買ってすぐに使えます。
付属のコードは2種類あり、ボリュームコントローラー付きのカールコードと、
ボリュームコントローラー無しのカールコードです。
カールコードは重く感じる上に、あまり役に立たない印象でマイナスです。
また、iPodなどの小さいジャックに差し込むときには付属の変換プラグが必要です。

○価格など

私が購入したのは在庫セールの価格なので、安いものでした。
現在はモデルチェンジがされており、デザインが変更になっていますが、
ドライバは変更されていないそうです。
ハードケースが付属している分、旧モデルよりも高めの価格設定です。
22000円~30000円程度が実売価格のようですので、
以下の評価はそれに従っております。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆★ (明るいだけではなく、品があります)
中音域:☆☆☆☆  (他の音域に比べ目立ちませんが、充分です)
低音域:☆☆☆☆☆ (量感とキレを両立した低音です。全体の雰囲気を作り出します)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆★(5と迷いました。色々な音楽を楽しめます)
ハードウェア面    :☆☆☆★ (もうちょっと装着感が良いとうれしいのですが…)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆  (価格以上の満足度です)
お気に入り度     :☆☆☆☆★ (かなり万能なヘッドホンです。使い込みたいです)

得意ジャンル:打ち込み、ロック、ポップス、ジャズ、しっとりとした音楽
苦手ジャンル:強いてあげるならばクラシック、伸びを感じさせる音楽
オススメ音源:07th expantion サウンドノベル 『うみねこのなく頃に』
        CDではなくゲームであるためルール違反ではありますが、
        『うみねこのなく頃に』の音楽の魅力を100%引き出すならば、
        このヘッドホンで決まりだと思います。
        DJ1PROを使用すると、ゲームが2倍も3倍も楽しめますよ!
        怖いですが!

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング中の評価です。
家用ヘッドホン | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |NEXT
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。