主観だらけのヘッドホンblog

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オーディオテクニカ 『ATH-CKS70』

久しぶりの更新に、ブログの感覚が戻っておりませんが…
この半年の間にも、イヤホンヘッドホンの在庫は増えるばかりでした。
今回ご紹介するのは、その中でも飛びぬけてお気に入りの、
オーディオテクニカ社のカナル型イヤホン「ATH-CKS70」です。

※画像は例によって準備中です。期待せずお待ち下さい。

○購入価格 (購入場所)

不明 (プレゼントでもらいました)

○音の印象

ATH-CKS70は、SOLID BASS SYSTEMなる機構を搭載した、
いわゆる低音よりのカナル型イヤホンです。

低音域はふくよかで、なかなか心地よいです。
量は多いですが下品ではなく、音楽全体をふんわりと包み込むような印象です。、
反面立ち上がりは遅めで、繊細さにはやや欠けます。

中音域は低域にやや引っ張られている印象ですが、
低域重視のカナル型にしてはなかなか良く出ています。
やわらかく、落ち着いた雰囲気のボーカルと相性が良いと思います。
アコースティックギターや、キレの良いボーカルには合わないようです。

高音域は、伸びやかに広がります。
キンキンとする感じが少なく、好印象です。
エッジが丸くふんわりとした印象の音であり、
金属的な響きは苦手のようです。

音が全体的に丸っこいですので、派手な音の表現は苦手のようです。
派手な音の好きな方が『低音重視』という言葉に引かれて購入されると、
ノリの悪さにがっかりされるかもしれません。
むしろ、薄暗い部屋で目をつむって、ヒーリングなんかを聴くのに合いそうです。

音漏れはほとんどありません。
装着感は良いですが、やや補足が必要で、
イヤーピースの位置が「浅め」「深め」の2種類から選択できます。
低音重視カナル型は耳の奥までしっかり入れたほうが個性が出ますので、
個人的には「浅め」(より出っ張る形)がオススメです。

分解能は、しっとりタイプのイヤホンの中では高いと思いますが、一体感は充分です。
音場は中々のもので、低音重視型にありがちな閉塞感は少なめです。

ブーミーで篭りがちになってしまう『低音重視』というコンセプトを、
なかなか高い満足度で仕上げているような印象です。
汎用性は非常に高いと思いますが、元気な音楽よりも、
しっとりとした音楽で本領を発揮してくれます。
クラシックも充分聴ける、貴重な逸品です。

○似ている機種

実は、MDR-EX500SLととてもよく似ています。
ちょっとドキッとするくらいよく似ています。
MDR-EX500SLの方が、よく言えばダイナミック、
別の言葉で表現すれば、やや大げさです。
MDR-EX500SLの方が、音の広がりが良くやや明るめです。
ATH-CKS70の方が聴き疲れしにくく、万能な印象です。
何となく違いが伝わりますでしょうか?

○ハードウェア面の印象

コードはしっかりしていて絡みづらく、とてもグッドです。
重さもほとんど感じませんし、長時間の装着にも疲れにくいです。
全体的に丁寧な作りで、作り手の愛を感じます。
特にマイナスポイントは見つかりませんが、強いて言えば、
装着時に「ロゴ」が目立つのがイヤという人もいそうです。

○価格など

価格コムで5000円をやや上回るあたりが、10月現在の最安値のようです。
最近は、いいイヤホンがお手ごろな価格で手に入るようになりました。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆★ (しっとりとしていて、伸びやかに広がります)
中音域:☆☆☆  (不満はありません)
低音域:☆☆☆☆★ (音楽をふっくらと包み込む低域です)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆★ (限りなく4に近いです)
ハードウェア面    :☆☆☆☆  (しっかりしていて好印象です)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆★ (この価格帯では、頭1つ出ていると思います)
お気に入り度     :☆☆☆☆★ (現在最も愛用しています)

得意ジャンル:あったかヒーリング、荘厳な音楽、バラード、ポップス
苦手ジャンル:パンク、テクノ
オススメCD:ドイツ グラモフォン スーパーベスト101 『PIE JESU』
        クラシックを聴けるイヤホンなんて、
        手持ちではこれとhf5くらいのものです!
        まして、この価格帯ではかなりまれなのではないでしょうか。
        外でも使えますが、クラシックなら家でじっくりが一番です。
        それでもイヤホンを使ってしまうのが、アレな感じです。
        オススメですよ!
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Apple 『Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic(MA850G/A)』

Apple社はiPodの爆発的ヒットで一躍有名になりましたが、
イヤホンは付属イヤホン以外にちょこちょこ出すも、ほとんど話題になりませんでした。
そんな中登場したカナル型イヤホンが、ちょっと話題になっています。
今回ご紹介するのは、Apple社のバランスドアーマチュア型カナル型イヤホン
「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic(MA850G/A)」です。

※画像は例によって準備中です。期待せずお待ち下さい。

○購入価格 (購入場所)

9400円 (アップルストア)

○音の印象

当機種は「バランスド・アーマチュア(BA)」という、
補聴器などに使われるちょっと変わった機構を備えた、カナル型イヤホンです。
小さい本体に片耳あたり2台のBAドライバを搭載し、かつ1万円以下に抑えるという、
にくいことをやってくれたイヤホンです。

低音域はあっさりしていますが、響きは豊かです。
量感に乏しい代わりに、BAらしい繊細で立ち上がりの良い低音です。
全体を支えるような重心の低い低音ではありませんが、
全音域に染み渡るように、音楽をふくよかで感動的なものにしています。

中音域はしっかり聴こえ、キレもなかなかです。
全体的に響きが軽く、明るめの音調です。
また、ウォームというよりはドライな印象です。
女性ボーカルをしっとり聴くのには向いていないように思いますが、
響きの軽い男性ポップスなどには良く合うと思います。

高音域の表現は見事です。
明瞭でキレがよく、キラキラしています。
ピアノと相性が非常に良いようです。
他の音域同様、やわらかい表現は苦手のようです。

エッジは全体的に鋭く、ともするとやや刺さる感じを受けることもあります。
音の立ち上がりが非常に良いため、キレの良い音楽を楽しむことが出来ます。

音漏れはほとんどありません。いわくカナル型イヤホンという感じです。
装着感は他のカナル型イヤホンに比べ良いと感じました。
ただ、装着によって音がまったく変わってくるので、
はじめはベストなポジションを探すのが大変かもしれません。

分解能は非常に高く、音の一つ一つまでよく聴き取れます。
保有イヤホンヘッドホンの中では、もっとも分解能が高いです。
音場はカナル型にしては広めですが、分解能の高さに比べると物足りなく感じます。
しかし、これ以上を求めるのは酷というものでしょう。

正直なところを申しますと、購入をする前には
「大企業の製品なので、たいしたことはないだろう」と思っておりましたが、
想像を大きく裏切るイヤホンでした。
分解能の高さをはじめとして、どれを取ってもお値段以上の価値があると思います。
高い上に試聴のチャンスがなく、かつ大手家電量販店では取り扱っていないという、
非常に流通が乏しい当商品ではありますが、個人的には超オススメです。

○似ている機種

かなり完成度が高いので、非常に難しいです。
保有機種でいえば、ATH-CM700と方向性は近いかもしれません。

あるいは、繊細という意味でHP101とも近いかもしれませんが、
HP101はウォームで音にまとまりがあるのに対し、
MG/850はドライで音の分離が明瞭です。

価格帯も同様であるため、HP101派とMG/850派で分かれそうな気がします。

○ハードウェア面の印象

作りは全体的に安っぽい印象です。

コードはややかためでクセはつきにくいですが、
分離後は特に細いため断線が怖いところです。

最新のiPodのみに対応しているコントローラーが付いていますが、
ついているところが「コード分離後の右耳側」という変な位置です。
ちょうどほっぺたからあごのあたりに来るかっこうで、これがイヤという人もいそうです。
なお、重さは特に感じません。また、左右での音の違いは感じられませんでした。
※コントローラーが対応している機種は、Apple製品の中でも限られています。

この小さい筐体に2台のBAドライバを組み込ませた技術屋さんの努力には、脱帽です。

○価格など

2月20日現在では、アップルストア以外での入手は難しいようです。
取扱店もいくつかありますが、軒並み入荷未定の状態です。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆★ (キラキラで繊細です)
中音域:☆☆☆☆★ (しっかりと聞こえ、響きも豊かです)
低音域:☆☆☆☆  (多すぎず少なすぎず、ほどよい低音です)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆★ (カナル型では最高峰ではないでしょうか)
ハードウェア面    :☆☆☆★  (装着感は良いですが、コントローラーの位置が…)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆★ (高級機種と並べても遜色ありません)
お気に入り度     :☆☆☆☆  (すばらしいですが、HP101があるので…)

得意ジャンル:ピアノ、クラシック、ポップス、打ち込み
苦手ジャンル:しっとりバラード
オススメCD:どれを鳴らしてもそつなくこなすので、
        特にオススメのCDというのは見つかっていません。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング前の評価です。
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SONY 『MDR-EX500SL』

SONYの名機『EX90』が生産終了になり、新しく『EX500』が発売されました。
名機の後継機種というのは、名機たる旧機種とどうしても比較されてしまうという、
厳しい運命を避けることが出来ません。
各所でEX90とEX500が比較され、厳しい評価が下されてしまうわけです。
「がんばれEX500!」という願いをこめまして、
今回ご紹介するイヤホンは、SONYのカナル型イヤホン『MDR-EX500SL』です。

    

○購入価格 (購入場所)

EX90SLの初期不良交換対応で、EX90SLの在庫が無いため受領した品です。

○音の印象

中価格カナル型イヤホンの雄「EX90SL」の後継機種です。
EX90SLの致命的な弱点であった『音漏れ』『遮音性』について改善がされているようです。
独特の形状は、好みを選ぶかもしれません。

低音域は多いです。厚みや量感が充分で、迫力があります。
キレは少なめで、多少ぼわついた感じを受けますので、
これが嫌という人もいるかもしれません。
しかし、他の音域を支えるベースとしての低音をしっかりならしてくれますので、
音楽鑑賞の際にはどっしりとした安定感を感じます。

中音域はややウォーム寄りで、心地よいです。
低音域のカゲに入ってしまう感じはありますが、
ボーカルにしてもギターにしても、しっかりと聴くことができます。
芯のある音を鳴らしてくれますので、安心出来ます。
アコースティックな音は得意ですが、無機質な音はやや苦手かもしれません。

高音域は、美しくのびやかに聴こえます。
キラキラした金属的な音ではなく、しっとりとみずみずしい感じです。
クリアな音ということではありませんが、
色気のある音や、やさしい音の表現が上手いです。

エッジは全体的に丸いですが、低音域がややくどいので聴き疲れします。
耳に刺さる感じはありませんので、ソースが合えば長時間聴いていられます。

密閉型のカナル型イヤホンですが、音漏れは多少あります。
電車の中でも、音量に気をつければ普通に使える程度です。
遮音性は密閉型にしてはやや悪いですが、実用には問題ないと思います。
開放感はありませんが、閉塞感はきつくありません。

分解能はやや高めで、それぞれの楽器の個性が楽しめます。
音場は密閉型のカナル型イヤホンとしてはやや広い方と思いますが、
価格なりと言えば価格なりかもしれません。

通勤通学のお共にはちょうど良いと思います。
低音が目立ちますので、ポップスやロックを好んで聴かれる方には、
選択肢の一つにぜひ加えていただきたい逸品です。
激しいロックやパンク、メタルなどは、
ウォームな感じのEX500とは合わない可能性がありますので、注意が必要です。

○似ている機種

後継機種ということで、旧機種のEX90SLとの比較が気になるところと思います。
EX90のイヤーピースを大きめのものにし、耳にぎゅっと押し込むと、
低音が強くなり多少閉塞感が生まれますが、
そのときの音に似ているように感じます。
私はMサイズを使用していますが、試しにEX90をLサイズに変えてみたところ、
エッジの感じを除いて非常に良く似ているように感じました。
余談ですが、EX500をLサイズにしてみたところ、
低音が過剰に聴こえてしまい音楽鑑賞には耐えませんでした。

他にも、低音がやや目立って適度な開放感と閉塞感があり、
音が全体的にウォームという意味では、PX200と似ていると感じました。
そもそもの形状が異なりますので全く近いということではありませんが、
得意の分野などは同じカテゴリーに入ると思います。

○ハードウェア面の印象

全面はアルミの高級感ある概観ですが、
裏面は黒いプラスチック?素材が使われており、ややチープな印象です。
ドライバをイヤーチップと平行に設置しているため、
イヤーチップを耳の奥まですっと入れることが出来ます。
装着感は、同価格帯のカナル型では最高峰だと思います。

イヤーチップにもこだわりがあり、硬さの異なる2種類のゴムを使うことで、
音の通り道がつぶれて狭くならないように工夫されています。
こうした小さな心配りがうれしいです。

コードはいわゆるネックチェーン方式です。
左右の長さが違うのは、音にこだわる人は気になるかもしれません。
コードの固さは普通~やや柔らかめで、クセはつきにくそうですが、
プラグ部分の作りが華奢なのでここから断線しそうです。

個人的に非常に残念なのは、ケースです。
作りがしっかりしており、収納もしやすく使い勝手がよさそうなのですが、
フタの部分がボタンではなく、大きな板磁石が使われています。
スピーカードライバには磁石が使われており、音を発生させるのは磁力によるものです。
ですから「スピーカーに磁石を近づけない」というのは、
オーディオファンの間では常識です。
実際、この程度の磁石の磁力であれば問題はないということなのでしょうが、
どうにも気になってしまうので、私は使用を断念致しました。
作りがいいだけに、とてももったいないです…

○価格など

家電量販店の店頭価格では、1万円前後が主流のようです。
新製品ということもありますので、今後の価格動向に期待です。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆★ (温かみのある美しい高音です)
中音域:☆☆☆☆  (出しゃばらない、奥ゆかしい中域です)
低音域:☆☆☆☆★ (人によっては過多と感じるかもしれません)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆  (どっしりとしており、かなり良いです)
ハードウェア面    :☆☆☆☆  (ケースとチープな質感以外は満点です)
コストパフォーマンス:☆☆☆    (価格よりやや良い感じです)
お気に入り度     :☆☆☆☆  (電車移動の友です)

得意ジャンル:ポップス、ロック、歌謡曲から、ゴシック系の曲やクラシックもいけます
苦手ジャンル:打ち込み、さわやか系のロック、あっさりとした曲や無機質な曲
オススメCD:ICO ~霧の中の旋律~
       大島ミチルさんによる、ゲームのサウンドトラックです。
       非常にこだわりを持って作られている、名盤だと思います。
       自然の音や生の音をふんだんに取り入れており、録音状態もとても良いです。
       荒廃しているけれどもどこか温かなメロディラインは、
       芯のある低音とウォームな雰囲気を兼ね備えたEX500にぴったりです。

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング中の評価です。
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SONY 『MDR-EX90SL』

すっかり涼しくなりました。イヤホンも衣替えの時期です。
SONYの名機『EX90』が生産終了になり、新しく『EX500』が発売されました。
そこで、今回ご紹介するイヤホンはSONYのカナル型イヤホン『MDR-EX90SL』です。

    

○購入価格 (購入場所)

7000円 10%ポイント還元 (ヤマダ電機 特価品)

○音の印象

プロユースのスタジオヘッドホンとして最も売れている、
名機900STのスタッフが、総力を結集して作成したイヤホンです。
カナル型とは思えない開放的な音と、一つ一つ明瞭に聴こえるつぶ立ちの良さは、
何物にも変えがたいイヤホンです。

低音域は気持ち多めですが、品があります。
厚みがありながら非常にキレがよく、ぼわついた感じはありません。
他の音域に干渉しないという意味では、音楽を支える低音というよりは、
低音そのものが主張するような感じです。
気持ち多めと書きましたが、他の音域と比べるとフラットに近いです。

中音域の量はちょうど良いです。遠くなく近くなく、多くなく少なくもなく。
この辺の音作りは、さすがと思います。
ボーカルは艶っぽいというよりは冷静ですが、ドライというほどではありません。
つぶ立ちが良く明瞭である反面、温かみには若干欠ける印象です。

高音域の表現は見事です。
中域同様、柔らかいというよりはやや固い印象ですが、
クラッシュシンバルの細かい振動や、ライドのキラキラ感などは最高の表現をしてくれます。
弦楽器の高音域の表現は、中々みずみずしく鳴ります。
木管的な音よりも、金管的な音の方が得意なようです。

エッジはどの音域も少々きつめですが、痛いほどではありません。
音の輪郭がハッキリしていることもあり、
まったりと楽しむよりも積極的に鑑賞することに向いている印象です。

カナル型ですが開放型で、音は多めに漏れます。
電車内では気をつけないと使えない程度です。
非常に開放的な音が特徴なイヤホンですので、これは致し方ないことでしょう。
それでいて、遮音性はそこそこです。
一般的なカナル型よりは悪いです。

分解能はやや高め~高め、音場は非常に広いです。
900STのように、モニターとしても活躍できそうです。
再掲になりますが、非常に開放的で音場が広いことがEX90の最大の魅力と思います。

音漏れが多いことが玉にキズですが、
明瞭で開放的な音を求める人にはこれ以外ないほどにオススメできます。
家で音楽をじっくり聴きたいときには、私はこれを使うことが非常に多いです。

○似ている機種

スタッフが同じだけあって900STとは通ずるものを感じます。
また、後継機種であるEX500と非常に良く似ています。
EX500はEX90に比べ低音の量が多く、若干音場も狭いです。
EX500を開放的な音にすると、EX90に近くなりそうです。
開放感があるという意味では、K501も似ているかもしれません。
K501の低音を増やし、音のエッジを鋭くすると近くなりそうです。

○ハードウェア面の印象

アルミ削りだしの筐体は、高級感があって非常に良いです。
イヤーピースは耳にやさしくフィットするシリコンゴム製で、いい感じです。
筐体も軽く、装着感は非常によろしいです。
カナル型全般に言えることですが、
耳の穴が密閉できる大きさのイヤーピースがあるか否かで
音の聴こえ方は大きく違ってきますので、注意が必要です。

コードはSONYお得意のネックチェーン方式です。
左右の長さが違うのは、音にこだわる人は気になるかもしれません。
コードの固さは普通ですが、クセがややつきやすい印象です。

また、非常に残念なことに、
比較的高い確率で「付属ケースに収まらない」ということがあります。
プラスチックのケースにイヤホンをはめ込むように収納し
その後革のケースに入れるのですが、
プラスチックのケースのサイズよりもイヤホン部分が若干大きい場合があり、
ひっかかってしまって収まらないということがあります。
手作りで組み立てているそうですが、手作りによる個体差が原因と思います。
当方4つ購入しておりますが、そのうち2つはケースに収まりませんでした。

また、4つのうちの1つは初期不良に当たってしまいました。
当方の不良品は、明らかに音が右に寄っているということと、
他のイヤホンに比べ明らかに音が小さいということでした。
偽物も出回っているようですが、大手家電量販店での購入ですので、
正規のルートで流通している本物であることは確認済みです。
この点につき、非常に残念です。

なお、すでにSONYの在庫も無いとのことなので、
後継機種のEX500と交換になりました。

○価格など

生産終了品のため、店頭在庫のみです。
実売は7980円のところがほとんどです。
私はセールのため安く購入できましたが、
7980円だとしても充分なコストパフォーマンスです。

(音域別評価)
高音域:☆☆☆☆☆ (キレのあるクールな高音です。文句なしの満点です)
中音域:☆☆☆☆★ (明瞭で透き通るような中域です)
低音域:☆☆☆☆★ (支配的ではありませんが、量と品を兼ね備えています)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆☆☆★ (感動できる音です)
ハードウェア面    :☆☆     (装着感は良いですが、音漏れ、不良が気になります)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆  (1万5千~2万程度の音でしょう)
お気に入り度     :☆☆☆☆☆ (最近はこればかりです。現在2つ持っています)

得意ジャンル:ジャズ、さわやかなポップス、クラシック、ロックなど、かなり幅広いです
苦手ジャンル:歌謡や演歌などのしっとり艶やかな曲、ハードロック、重厚なオーケストラ
オススメCD:くるり 『Tower of Music Lover』
        またもやくるりですが、初期のくるりの音楽とはベストマッチです。
        クールだけどハートフルな楽曲とは、非常に相性がよいです。
        他にも色々なCDと合います!

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング中の評価です。
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CREATIVE 『EP-630』

いっぱいお金を使えれば、比較的良いものは手に入れやすいです。
しかし、お金が無くても良いものを手に入れることは出来ます。
安くて良いものを手に入れたときは、とてもうれしいものです。
というわけで今回は、CREATIVEのカナル型イヤホン『EP-630』です。

※10月25日、微修正しました。



○購入価格 (購入場所)

1680円(じゃんぱら(未開封中古品))

○音の印象

ぱっと明るくクセの少ない音が特徴のイヤホンですが、特筆すべきはその安さです!
私が購入したのは未開封中古品なので、市場価格よりさらに安かったです。

低音域はそこそこ出ます。
アタックの感じもよく、元気のよい快活な低音が響きます。
メリハリがありますが、量が多いわけではないので、
ぐいぐい引き付けられるような低音というような印象ではありません。

中音域は、とてもよく出ます。
比較的耳に近いところで鳴ることも手伝って、
明瞭なボーカルラインを聴くことができます。
しっとりと艶っぽいというよりは明るく金属的な響きで、
アコースティックギターの音がきれいです。
少々ざらつくのが玉にキズです。

高音域は、繊細さには欠けますが中々楽しい音で鳴ります。
ちょっとシャリ付きますが、使用に耐えないほどではありません。
「キラキラ感」と好意的にとらえれば、リスニングの幅も広がります。
ただ、エッジがきつめなので少々聴き疲れします。

正直なところ、この価格でこれほどまでに聴かせるとは思っていませんでした。
明るく元気ですので、ポップスには持って来いです。
実売はもうちょっと高いですが、その価格であっても充分な音の良さです。

密閉型で、余すところ無く音の情報を耳に届けてくれます。
イヤーチップのサイズが合えば、密閉性はかなり高いです。
装着時に鼓膜が押される感触を感じるほどです。
遮音性はなかなかよく、音漏れもさほどしません。

分解能はやや高めです。価格を考えれば充分過ぎます。
音場は狭いです。耳の近くで音が鳴りますので、これがイヤという人もいそうです。
また、密閉性が高いため圧迫感がありますが、こもり感は低めです。

音場の狭さと圧迫感、エッジのきつさがネックです。
長時間まったりと聴くタイプのイヤホンではないように感じますが、
iPodなどで気軽に音楽を聴くのには、ベストチョイスだと思います。
元気のよいソースと相性が良いですが、比較的万能な印象も受けます。

○似ている機種

SENNHEISERのCX300と、外観(コード以外)も音もそっくりです。
CX300の方が、ややしっとりかなという程度です。
フォスター(iPodの付属イヤホンを作っている会社)のOEM(※)だそうで、
CX300も同じものなのかもしれません。というか、同じものだと思います。

※OEMとは、特定の他社製品の販売権を得て、
 自社ブランドとして販売する経営戦略手法です。

○ハードウェア面の印象

ちっちゃくかわいらしい球体形が好印象です。
作りは意外と頑丈そうで、長く使えそうな気がします。
気密性の高いイヤーチップは好みが分かれるかもしれませんが、
カナル型ということを踏まえれば決して悪いことではないように思います。

コードは硬めでしっかりしておりますが、クセは付きにくいです。
左右の長さが等しいY字型ですので、ちょっと外したときに困ります。
でも、左右の長さが同じ方が音はいい…はずです。理屈の上では。

なお、タッチノイズがかなりあります。
慣れないうちは気になってしまうかもしれません。

○価格など

2500円~3500円程度が相場のようです。
それでも、充分なコストパフォーマンスだと思います。

(音域別評価)
高音域:☆☆★  (シャリ付くのがちょっと残念です)
中音域:☆☆☆  (主張してきます。いい感じです)
低音域:☆☆★  (中音域をしっかり支えています)

(主観評価)
総合的な音の良さ  :☆☆★   (3と迷いました。中々万能です)
ハードウェア面    :☆☆★   (作りは良いのですが、タッチノイズが減点です)
コストパフォーマンス:☆☆☆☆★ (低価格カナル型イヤホンの雄だと思います)
お気に入り度     :☆☆☆   (良いものですが、圧迫感がちょっと苦手です)

得意ジャンル:ポップス、フォーク、重くないロック
苦手ジャンル:バラード、クラシック、ヒーリング
オススメCD:YOSHII LOVINSON 『WHITE ROOM』
        ドラムの表現(演奏者ではなく、イヤホンの方)にはやや不満が残りますが、
        アルバム全体を支配する『渇いた雰囲気』がとてもよく出ます。
        名盤です!最高!

※評価方法などはこちらをご覧下さい。
※エージング中の評価です。
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